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牡蠣の下ごしらえ

ここでは牡蠣を食べる前の洗い方を紹介します。

1. 牡蠣をざるに移します。
米田海産の製品にはありませんが、ロケット包装(端が金具で留めてあるもの)の牡蠣は、水を張ったボールに袋ごと浸けてから切れ目を入れると水が飛び散りません。

2. 塩は小さじに少し盛るくらい。
決まりはないので、適当にかけます。
牡蠣の量に応じて加減してください。
大根おろしを使う方法を見かけますが、
手間がかかるのと塩でも十分きれいになりますので、この方法をおすすめします。

3. ざるを振ります。
牡蠣から灰汁が出てきます。
10~20秒振れば十分でしょう。

4. 流水でざっと灰汁を流してやります。
まれに貝柱に殻が残っている場合がありますので、その際はナイフなどで外してください。

5. キッチンペーパーなどで水気を切ります。
揚げ物をする場合は、ひだの水分もしっかり拭きとると調理時の油ハネが軽減します。

6. 余談ですが、この日のメニューはカキフライ。
もりもりおいしくいただきました。

牡蠣のオイル漬け レシピ

ここではお問い合わせが多く、人気の牡蠣のオイル漬けの作り方を紹介します。
日持ちもするので消費期限内に食べ切れそうにないときにもおすすめです。
常備菜に、お客さんが来たときのおもてなしにどうぞ。

材料米田海産の(またはそうでない)牡蠣500g
オイスターソース 大さじ1
お好みの油
にんにく・唐辛子・山椒・ローリエ等があればアクセントになります。
慣れてくれば違う種類の油やハーブで試してみてもいいでしょう。

1. フライパンに少量の油をひき、にんにくと唐辛子を焦がさないように弱火で炒めます。
(にんにく等を入れない場合は油をひかずに牡蠣をから炒りしてください。)

2. にんにくにうっすら色がついたらいったん引き揚げ、牡蠣を投入します。
最初は強火でしっかり水分をとばします。

3. 牡蠣から水分がでますので、水気がなくなるまで火を通します(水気が少なくなるに従って火加減を弱くしていきます)。
水気がなくなると焦げ付きやすいので、木べら等で炒めます(牡蠣は傷めないように)。

4. から煎り状態になったらオイスターソース(大さじ1)をまわしがけします。

5. 弱火のまま、焦げ付かないように気をつけながらさらに炒め、ソースをからめます。

6. 牡蠣を引き揚げ、常温になるまで冷まします。
このとき、つまみ食いしたい衝動にかられますが、ここは我慢のしどころです。

7. 牡蠣と具材を瓶にいれます。
油をあとから入れると牡蠣のすき間に出来る空気が抜けるまで時間がかかるので、先に油をある程度入れておくと作業がスムーズです。

8. 牡蠣など具材が完全に隠れるまで油を入れたら完成です。
冷蔵庫で1~2日馴染ませたら食べ頃になります。
間違いなくまた食べたくなりますので、その際はご注文お待ち申し上げております。
なお、残った油は炒め物などに使えます。

豆知識

ご存じの方も多いと思いますが、オイル漬けというのは腐敗の原因となる水や空気をシャットアウトすることで保存性を高めています。
なので、使用する瓶は熱湯消毒することをおすすめしますが、消毒後は完全に乾かしてから使用してください。
また、雑菌が入るのを防ぐため、取り分けの際は清潔な食器を使うことをおすすめします。

牡蠣グラタン レシピ

牡蠣グラタンのレシピです。作るのに少々手間がかかりますが、これは絶品です。
牡蠣がたくさんある時は牡蠣だくにしてみたり、マカロニの代わりにほうれん草などを入れてみたり、
様々にアレンジしても美味しいものが出来上がります。

材料(4~5人分)

米田海産の(またはそうでない)
牡蠣300g
玉ねぎ 小1個
マカロニ 100g
ベーコン 75g

チーズ適量
パン粉 少々
ホワイトソースの材料(バター50g・小
麦粉75g・牛乳700cc・塩こしょう適量)

ホワイトソースは缶詰を使用する場合、塩こしょうは控えめが良いでしょう。

1. バターを溶かし、小麦粉を加えます。
粉っぽさがなくなるまで、木べら等で炒めます。

2. 牛乳を加えブレンダーでなめらかにします。
次の手順に進んで以降も、弱火で加熱しておきます。

3. 次は具材の番です。
まずタマネギを弱火でよく炒めます。
じっくり炒めたほうが美味しいので、ホワイトソースが温まるまでじっくりと…
ホワイトソースも時々混ぜてやり、焦げつかせないように気をつけてください。

4. 次はベーコンを投入し、もう少し炒めます。
そろそろマカロニを茹でるお湯も沸かし始めます。
マカロニをあらかじめ茹でる方法も見かけますが、マカロニどうしがくっつくのでオススメしません。

5. 最後に牡蠣を投入します。
牡蠣を投入するタイミングですが、ホワイトソースにとろみがついた頃合いが良いと思います。
塩こしょうを少々いれますが、牡蠣から塩気が出ますので、味を見ながら加減してください。
ふたをして約5分、中~弱火で蒸らします。

6. 別鍋のお湯が沸いたらマカロニを茹でます。
マカロニの種類にもよりますが、茹で上がるまでの数分間に具材とホワイトソースが完成するよう、火加減を調整しながら作業を進めていきます。

7. ホワイトソースはフォークですくえるくらいのとろみがついてきたら完成なので、茹で上がったマカロニを入れます。

8. 次に具材を入れて混ぜます。
このとき具材を蒸した鍋に牡蠣から水がたくさん出ていた場合、ソースが水っぽくなりますので、しばらく加熱して水分をとばしてください(牡蠣から出た水は旨みですので、捨てずに一緒に混ぜてください)。最後に味を見て、必要であれば塩こしょうを入れます。

9. 焼く前。
盛りつけた上にチーズをふりかけます。今回は焦げ目をつけるため、少しパン粉をのせてみました。
すでに牡蠣も具材も火が通ってますので、オーブントースターで焦げ目がつくくらいで充分です。
焼きすぎると牡蠣が固くなるので注意してください。

10. 焼いた後。
牡蠣とホワイトソースは相性抜群。
焼いたパンと一緒にどうぞ。

牡蠣のソテー レシピ

牡蠣のソテーは簡単に調理できるにもかかわらず、
実際に作る人は思いのほか少なく(当社調べ)、レシピとして取り上げることにしました。
シンプルな味付けで牡蠣の風味がしっかり楽しめます。

材料米田海産の(またはそうでない)牡蠣 食べられるだけ
小麦粉
バター

1. 牡蠣に小麦粉をまぶします。
小麦粉がなくても焼けますが、あったほうがきれいな焼き色がついてカリッと仕上がります。

2. あたためたフライパンに油をひき、牡蠣を並べます。
フライパンが大きい場合、牡蠣の膨らんだほうを中心に向けると内臓に火が通りやすくなると思います。

3. 牡蠣に少し色がついたらバターを適量のせます。
バター焼きの代わりに、スライスしたニンニクと唐辛子を油で炒めたのち引き揚げ、牡蠣を投入するとペペロンチーノ風になり、なかなかイケます(この場合は小麦粉・バターは使いません)。作るのもとても簡単です。

4. フライパンにフタをして、弱火~中火くらいで4~5分加熱します。

5. 牡蠣に焼き色がついたら裏返します。

6. 反対側もいい色になって、身がぷっくりしたら出来上がりです。
カレーやパスタのトッピングに使っても美味しいです。

7. 盛りつけ時はアツアツをつまみ食いしてもいいですが、やりすぎると怒られるので気をつけてください。
ホットプレートや卓上のIHクッキングヒーターがある場合は、テーブルで焼きながら食べても楽しいですよ。

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